スズキ 新型スイフトスポーツ vs. 日産 ノートNISMOどっちが買い!?|人気のコンパクトカーをベースにしたMTスポーツモデルを徹底比較!(2/2)

日産ノート e-POWER NISMO:Vモーショングリル

新型スイフトスポーツ vs. 日産 ノートNISMO S|外装デザイン比較

デザインに関しては個人の主観が大きく影響するため、ここからの項目はそういう意見もあるんだなー、程度の気持ちでお読みいただければ幸いである。
スイフトスポーツに関してはベースのスイフトがすでにスポーティなデザインとなっているため、大きく変わった感は薄いが、フロント、サイド、リアに追加されたスポイラー類がブラックとなり、ボディを引き締めて見える効果が出ている。また、歴代スイフトスポーツと同様に、2本出しマフラーの出口を組み込んだリアアンダースポイラーは一目でスイフトスポーツと分かる意匠となっている。
なお、用意されるボディカラーはベースのスイフトRS系に用意される5色に、スイフトスポーツの代名詞とも言えるチャンピオンイエロー4を加えた全6色。
ノート NISMO Sは昨年12月のベース車のマイナーチェンジに合わせ、Vモーショングリルを持つデザインへとフロントマスクが変更されている。
しかし、基本的なエアロパーツのデザインは従来のものを踏襲していて、レースフィールドからのフィードバックによりダウンフォースを高めたものと言うように、他のNISMOシリーズと共通の赤の差し色が入ったアグレッシブな意匠。ただ、派手すぎるエアロパーツは気恥ずかしさを感じるユーザーもいるのではないだろうか。
ノートは豊富なボディカラーが魅力だが、NISMOになると、赤以外は全てモノトーンとなるのが残念だ。

スズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツ
日産ノート e-POWER NISMO:外観日産ノート e-POWER NISMO:走行イメージ日産ノート e-POWER NISMO:走行イメージ日産ノート e-POWER NISMO:走行イメージ日産ノート e-POWER NISMO:外観

スズキ 新型スイフトスポーツ vs. 日産 ノートNISMO S|内装デザイン比較

クルマを購入したら日常的に見ることになる内装。両車とも、ベース車の内装に赤の差し色を追加したデザインとなっている。そんなデザインはもちろんだが、使い勝手なども含めて両車を比較してみたい。
スイフトスポーツはメーターやインパネ、センターコンソールなどに赤色が配されているが、基本デザインはベース車と同じ。メーターのセンターにはカラー表示のマルチインフォメーションディスプレイが用意され、8インチナビがオプションで用意されるなど、さすが後発といったところが多い。
ノート NISMO Sもエアコン吹き出し口などに赤がワンポイントで使用されているが、スイフトスポーツとの違いは本革・アルカンターラ巻のステアリングや、スエード調シート(RECARO選択時はレザー・アルカンターラ)など、身体に触れる部分に凝った素材が使われているという部分。
しかし、2012年デビューという部分が災いし、カラーディスプレイや大型モニターナビ、USBソケットなどが装着できないのが辛いところ。

スズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツスズキ 新型スイフトスポーツ
日産ノート e-POWER NISMO:シート日産ノート e-POWER NISMO:インパネ・メーター類の詳細日産ノート e-POWER NISMO:インパネ・メーター類の詳細日産 ノート e-POWER NISMO:インパネ・メーター類の詳細日産ノート e-POWER NISMO:インパネ・メーター類の詳細

スズキ 新型スイフトスポーツ vs. 日産 ノートNISMO|どっちが買い!?


スズキ 新型スイフトスポーツ日産ノート e-POWER NISMO:Vモーショングリル
正直、友人に「スイフトスポーツとノート NISMO Sで迷ってるんだけど、どっちがいいかな?」と聞かれたら、迷わずスイフトスポーツと答えるだろう。やはり50万円もの価格差は如何ともしがたいし、先進安全装備が選べるというのも大きなアドバンテージとなる。
では、ノート NISMO Sがダメなクルマなのかというと、もちろんそんなことはない。冒頭にも書いた通り、何の変哲もないノートのガソリン車をベースにここまで仕上げているという点でのスペシャル感はスイフトスポーツの数段上だろう。
また、ノートNISMOシリーズにはスーパーチャージャーモデルの” X DIG-S”をベースにした「NISMO」(2,100,600円)や、話題のe-POWERをベースにした「e-POWER NISMO」(2,464,560円)も存在するため、ユーザーが求めるNISMOを選ぶことができるのだ。

スズキ 新型スイフトスポーツと日産 ノート NISMO Sの主要スペック

スズキ 新型スイフトと日産ノートNISMOの比較
車名スズキ 新型スイフトスポーツ日産 ノートNISMO
型式CBA-ZC33SDBA-E12改
トランスミッションMTMT
価格1,836,000円2,328,480円
JC08モード燃費16.4km/Lーー
全長3,890mm4,165mm
全幅(車幅)1,735mm1,695mm
全高(車高)1,500mm1,515mm
ホイールベース2,450mm2,600mm
乗車定員5名5名
車両重量(車量)970kg1,080kg
エンジン水冷4サイクル直列4気筒直噴ターボ DOHC16バルプVVTDOHC 水冷直列4気筒
排気量1,317cc1,597cc
エンジン最大出力103kW(140PS)/5,500rpm103kW(140PS)/6,400rpm
エンジン最大トルク230N・m(23.4kgf・m)/2,500-3,500rpm163N・m(16.6kgf・m)/4,800rpm
燃料無鉛プレミアムガソリン無鉛プレミアムガソリン

コメント