(認定中古車比較)VW ゴルフ vs BMW 1シリーズ どっちが買い!?認定中古車比較

(認定中古車比較)VW ゴルフ vs BMW 1シリーズ どっちが買い!?認定中古車比較
海外メーカーの日本法人が、品質に一定の基準を設けた中古車制度「認定中古車」。中古車は個々の車両によってすべてコンディションが異なるというリスクが存在するが、認定中古車であれば品質面で高い安心感が得られる。
特に輸入車は、中古車といえども品質において高い満足感を求めるユーザーが多く、そのために認定中古車が人気を得ている。今回は、前回の「BMW 3シリーズ vs Audi A4」に続いて、「VW(フォルクスワーゲン)ゴルフ」「BMW 1シリーズ」の認定中古車について比較してみよう。

認定中古車比較/VW vs BMW どっちが買い!?【サービス比較】

VWの認定中古車については「Das Welt Auto(ダス・ヴェルトアウト)」と呼ばれている。その内訳は3段階に分かれており、以下のような内容となっている。
ダス・ヴェルトアウト・プレミアム
フォルクスワーゲン ゴルフ6 TSI
・登録後の経過年数:2年以内
・走行距離:5万km以内
・保証期間:1年間/走行距離は無制限
・納車前の点検項目:71項目
・延長保証:可能(1年間)
ダス・ヴェルトアウト
・登録後の経過年数:7年以内
・走行距離:7万km以内
・保証期間:1年間/走行距離は無制限
・納車前の点検項目:71項目
・延長保証:可能(1年間)
ダス・ヴェルトアウト・ベーシック
フォルクスワーゲン ゴルフ6 TSI
・登録後の経過年数:10年以内
・走行距離:10万km以内
・保証期間:6か月間/走行距離は無制限
・納車前の点検項目:71項目
・延長保証:可能(1年間)
※すべてのタイプについて、保証内容は内外装品/消耗品/油脂類を除くすべての部品になる。365日/24時間のロードアシスタンスサービスも受けられる。
ダス・ヴェルトアウト・プレミアムは初度登録から2年以内の車両になるので、初回車検を迎えていない。中古車としては、相当に高い品質の車両を手に入れることが出来る。もっとも、多くのユーザーが代替えをすることで中古車の流通が始まるのは、初回車検を迎える3年後、あるいは2回目車検を迎える5年後だ。この点を考えると、選択しやすいのはダス・ヴェルトアウトになるだろう。
一方、BMWの認定中古車は以下のように区分されている。VWと同様に、3つのタイプが設けられている。
BMWプレミアムセレクション
BMW 1シリーズ
・登録後の経過年数:5年未満
・走行距離:6万km未満
・保証の期間と距離:2年間/走行距離は無制限
・納車前点検項目:最大100項目
・延長保証:可能(最大2年間)
BMWアプルーブドカー
・登録後の経過年数:8年未満
・走行距離:10万km未満
・保証の期間と距離:1年間/2万km以内
・納車前点検項目:最大100項目
・延長保証:不可
BMWユーズドカー
BMW 1シリーズ
・登録後の経過年数:制限なし
・走行距離:制限なし
・保証の期間と距離:6か月/5000km以内
・納車前点検項目:12か月点検と同等
・延長保証:不可
※すべてのタイプについて、保証内容はエンジン/トランスミッション/ブレーキなどの主要部品になり、365日/24時間のエマージェンシーサービスも受けられる。
BMWプレミアムセレクションとBMWアプルーブドカーは、最大100項目の点検を受けていることが特徴だ。
特にBMWプレミアムセレクションであれば、初度登録から5年以内の車両で、走行距離も6万km未満になる。初回車検、あるいは2回目の車検を受ける直前に代替えした車両が用意され、安心感の高い中古車を選びやすいタイプになっている。
それでは、次ページではVW ゴルフ、BMW 1シリーズの認定中古車の相場をチェックしてみよう。
(認定中古車比較)VW ゴルフ vs BMW 1シリーズ どっちが買い!?認定中古車比較

認定中古車比較/VW ゴルフ vs BMW 1シリーズ どっちが買い!?【価格比較】

では、「VW ゴルフ」と「BMW 1シリーズ」の認定中古車における価格をそれぞれチェックしてみたい。
まずは「VW ゴルフ」からだ。VW ゴルフは、日本国内で売られている輸入車としては販売台数が最も多い。そのために中古車の流通台数も多く、選択しやすいのがメリットだ。7代目となる現行ゴルフが国内で発売されたのは、2013年。そのために、一般的となる3~5年落ちの認定中古車を選ぶとすれば、2009年に国内発売された6代目の先代ゴルフになるだろう。
フォルクスワーゲン ゴルフ6 TSIフォルクスワーゲン ゴルフ6 TSI
3年落ちの中古車相場を「TSIトレンドライン」でチェックすると、150~170万円だ。
現行ゴルフトレンドラインの新車価格は258万7,000円。現行型には衝突回避の支援機能となるプリクラッシュブレーキなどが標準装備され、一概に比較することは難しいが、3年落ちの中古車は現在の新車価格に比べて90~110万円は安い。比率に換算すれば、新車価格の55~65%だ。
国産車に当てはめると1.3~1.5リッターエンジンを積んだコンパクトカーと同等の価格で、3年落ちのゴルフを入手できる。
ならば、5年落ちの2009年式はどうか。同様にTSIトレンドラインで見ると、中古車相場は120~140万円だ。新車価格に比べて120~140万円ほど安く、比率に換算すれば45~55%に収まる。
5年落ちの中古車は、約半額になると考えれば良い。3年落ちと5年落ちの差額が30万円前後なら、3年落ちの方が買い得と判断することもできるだろう。
ならば2年以内の車種に適用されるダス・ヴェルトアウト・プレミアムの対象車はどうか。TSIトレンドライン・ブルーモーションが160~180万円で販売されている。走行距離も1.5~2.5万km程度だ。
中古車は初度登録された時点で価値が大きく下がるから、ダス・ヴェルトアウト・プレミアムでも、3年落ちに比べて10万円くらいしか価格が高まらない。ゴルフは新車時の価格も割安だから、高年式の中古車を選ぶ手もあると思う。
BMW 1シリーズBMW 1シリーズ
次は、「BMW 1シリーズ」をチェックしたい。
1シリーズはVW ゴルフのライバル車に相当するコンパクトな5ドアハッチバック。価格も求めやすいが、駆動方式は後輪駆動を採用している。前後の重量配分に優れており、コンパクトで価格が安いといってもBMW車の特徴はしっかりと押さえている。
そのために1シリーズの人気は根強く、中古車の流通台数も3シリーズに次いで多い。
現行1シリーズは、2011年に国内販売を開始した。そのために3年落ちの2011年式には、現行型と先代型が混在している。
3年落ちは、保証の手厚いBMWプレミアムセレクション。中古車相場は、現行型の116iだと「220~240万円」になる。現行116iの新車価格は「317万円」だから、新車時に比べて「80~100万円」ほど安い。比率に換算して65~75%くらいだ。
同じ3年落ちの2011年式でも、先代型は相場も変わる。先代116iは「180~210万円」。同じ年式でも、先代型は30~40万円も安い。新車価格に対する比率も55~65%。ここまで価格が下がると、中古車を選ぶメリットも強まる
そして5年落ちの2009年式は、すべて先代型になり、BMWアプルーブドカーが中心だ。
5年落ちの116iの中古車相場は「140~160万円」。新車価格に対する比率は40~50%になる。国産コンパクトカーと同等になり、中古車とはいえ信頼性の高いBMWを求めやすい価格で手に入れることが可能だ。
VW ゴルフ、BMW 1シリーズともに、フルモデルチェンジ後の現行型は商品力を高めている。現行型を新車で買うメリットも高いが、5年落ちの先代型となれば、車両価格は認定中古車でも約半額に下がる。予算とニーズに応じて選び分けたい。

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